美酒爛漫 らんまん

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自らの田んぼで丹念に育てた米を、
伝統の製法で醸す。
飲む人に、故郷・秋田湯沢に、その未来に、
この一杯から、
あまたの幸せがめぐることを願って。
美酒爛漫の思いと技を結集した、
自社田生まれの純米大吟醸。
その名は「環稲(たまきね)」。

Happiness circulates in the mind. にめぐる
幸せ。

純米大吟醸「環稲」がめざすのは、「美味しい」のあとに、「幸せ」がめぐっていく一杯。
その味わいは、飲む人の舌だけではなく、心までも幸福感で満たします。

自社田で丹念に育てた秋田の酒造好適米「百田」と「一穂積」を、杜氏と蔵人が熟練の技で手間暇をかけて醸す。
故郷・秋田湯沢の風土が織りなす素材の力、匠の技、そして酒造りに対する思いがひとつになったとき、美味しさのあとに幸せがめぐる酒、「環稲」が完成するのです。

Happiness circulates to the homeland. にめぐる
幸せ。

飲む人の幸せと同じくらい「環稲」が大切にしたいこと。
それは、故郷・秋田湯沢に対する思い。湯沢は、かつて「東北の灘」とも呼ばれるほど、酒造りが盛んな土地でした。その繁栄を支えていたのが、米作りに適した自然環境で、良質な酒米栽培をつづけてきた生産者たち。

しかし近年の農家の高齢化や後継者不足などで休耕田は増えつづけ、酒造りには欠かせない原料米確保が問題になっています。

そこで美酒爛漫は、湯沢の農業生産者から田んぼを託していただき、自らの手で育てた米で酒を醸すことで地域の農業を活性化し、「酒米の里」湯沢の復活に貢献しようと考えました。

自社田生まれの「環稲」が皆さまに愛されるほど、この地の米作りが活気を取り戻す。そんな幸せの好循環を「環稲」からひろげていけたらと願っています。

Happiness circulates day by day. 日々にめぐる
幸せ。

「環稲」は、飲む人にとって、どんな酒でありたいか。
純米大吟醸として、磨き抜かれた味わいと香りを堪能していただきたいのはもちろんですが、かと言って特別な日に味わう特別な酒になりたいとは思いません。

「環稲」がめざすのは、飲む人の日常に寄り添いながら、今日という日を、ちょっと特別な日にしてくれる存在。日々の食事と一緒に愉しめて、その上で、酒そのもののうまさもしっかりと堪能できる。
「環稲」は皆さまにとって、そんな一杯でありたいのです。

伝統の製法と
匠の技で醸された
至高の一杯
A supreme taste brewed with traditional methods and craftsmanship.

mushi

丹念に精白した原料米を、割れないように丁寧に洗米し、限定吸水(浸漬)を行います。吸水にかける時間は米の品質や精米歩合の違いで変わるため、タイミングの見極めが重要です。さらに吸水には原料米が育った田んぼと同じ水源の地元・雄物川からの伏流水を使用するなど、水質にもこだわっています。
水切り後のサラサラになった米を甑に広げ、最高の状態で蒸し上げていきます。

koji

「一麹、二酛、三造り」と言われるほど、麹造りは酒造りにおいて重要な工程です。蒸米を麹室に運び(引き込み)、蒸米の温度を均一にします。
そして種麹菌を散布し、米全体に満遍なく付着するように手で混ぜ合わせる床もみをした後、蒸米を包み20時間程度保温します。
翌日には、蒸米の切り返しを行い、さらに30時間以上の時間をかけて、ゆっくりと温度上昇管理をしながら、丁寧に麹菌を育てていきます。

moto

麹の次は、酛(もと)を仕込みます。
酛は「酒母」とも呼ばれ、アルコールの発酵を促すための酵母を大量に培養したものです。
初めに麹の酵素を仕込み水に溶け出させるため、仕込み水に麹を入れて混ぜ合わせておき、そこに清酒酵母を添加して、蒸米を入れて「酒母=酛」を仕込みます。
仕込み後は杜氏と蔵人が徹底した温度管理と操作をして、約2週間で「酒母」は完成します。

moromi

続いて「醪(もろみ)」を造る工程です。
出来上がった酒母に、仕込み水、麹、蒸米を3回に分けて「3段仕込み」の製法で行います。
「醪」の発酵管理は、酒の品質を左右する重要な工程であり、杜氏の技量と経験が最も発揮されます。蔵の中に大吟醸酒特有のフルーティな香りが漂いはじめる頃、「環稲」の「醪」が出来上がります。

shibori

搾りはゆっくりと丁寧に発酵させた「醪」を酒にする最後の重要な工程です。
香りを飛ばさず、味わいをしっかりと残すよう、空気にあまり触れない自動圧搾機で時間をかけてゆっくりと搾っていきます。
搾りたてのフレッシュな酒をすぐに壜詰して、壜ごと温水シャワー(パストライザー殺菌装置)で殺菌します(1回火入れ) 。
殺菌後は品質を維持するため低温冷蔵庫で保管をして出荷に備えます。

  • 名前に込めた思い

    自らの田で育てた米で酒を仕込む「一貫生産」で地域農業を活性化し、
    持続可能な酒造りを追求する。「環(たまき)」という美しい響きの
    名に込めたのは、自社田栽培という新たな試みからひろがっていく
    好循環。
    匠の技によって醸された一杯で、飲む人に、
    湯沢の土地に、幸せをめぐらせたいという願いです。

  • ラベルに込めた思い

    金・銀の煌びやかな色彩を背景に、丹精込めて育てた酒米を
    描くことで、醸し出す酒への自信と純米大吟醸としての
    風格を表現しました。
    温もりのある手描きのトーンが表すのは、
    自らの手で育てた米を、伝統の製法で手間暇を惜しまずに
    醸すという酒造りに対する真摯な姿勢です。

自社田で育てた「百田」と「一穂積」。
それぞれの個性をお愉しみください。

ふくらみのある豊かな味わい。
香り高くやわらかな口当たり。

環稲 百田

秋田の酒の新時代を担う酒米「百田」を自社田で栽培し、
精米歩合40%まで磨き仕込みました。
淡麗でありながら、華やかな香りとふくらみのある純米大吟醸です。

内容量:720ml 税込価格:2,475円

商品詳細情報

商品詳細情報

酒質 純米大吟醸
アルコール度数 15~16度
原料米 百田100%
精米歩合 40%

おすすめの飲み方

冷やして◎ 常温○

ふくらみの「百田」

「百田(ひゃくでん)」は、ともに山田錦を母にもつ美郷錦と
秋系酒718を掛け合わせたお米。清酒の色沢や香味を損ねる
玄米タンパク質が低く、「山田錦」のように後味にふくらみがあり
芳醇で深みのある味わいが特徴です。

米の甘さと爽やかな酸味。
キレのあるさらりとした飲み口。

環稲 一穂積

秋田の酒の新時代を担う酒米「一穂積」を自社田で栽培し、
精米歩合40%まで磨き仕込みました。華やかで雑味が無く、
軽快でスッキリとした味わいの純米大吟醸です。

内容量:720ml 税込価格:2,475円

商品詳細情報

商品詳細情報

酒質 純米大吟醸
アルコール度数 15~16度
原料米 一穂積100%
精米歩合 40%

おすすめの飲み方

冷やして◎ 常温○

淡麗な「一穂積」

「一穂積(いちほづみ)」は秋田酒こまちと、山田錦と五百万石を
親にもつ新潟の越淡麗を掛け合わせたお米。
玄米タンパク質が低めで雑味が少なく、ふくらみがありながら
淡麗でキレのある味わいが特徴です。